東京日誌③~企業編~

少し更新まで日が空いてしまいましたが、今回の東京でのことはこの記事で最後です。

今週もまた、何人かの人とお話しさせていただく用事が多かったので忙しくて記事を書けなかったのですが、自分の考えについて深めることもできた一週間でした。

 

最初にあったVCの方

まず、はじめに東京に行ってお話しさせていただいたのはごく最近VCを立ち上げた方でした。(めちゃくちゃ道に迷ってしまい、ご迷惑をおかけしました…)

その方と話をしていて、言われたこと。

「関西の3年生の子は、こっちの1年生くらいの感じかな。まぁその差は別に仕方ないことだし、気にすることないんだけど。一度こっちで働いてみることをオススメするよ!」

とのことでした。この方は関西出身の方で別に嫌味などとは思ってませんでしたが、正直なところこの日はあまり深くこの事実を認めていませんでした。

 

衝撃を受けたスタートアップ

そして、その方から繋いでいただいた起業家の方とお話しさせていただきました。

現在25才の方ですが、なんと年商10億円。

昔から目標達成に拘るようなタイプで、高校時代はテニスで県でも良いところまで行った人みたいです。

それだけ効率化や努力が好きな人なので、3年生の夏から勉強を初めて茨城大学に合格。単位はほとんど秀ばかり。(ちなみに2年生からは教科書は最初に読破して、授業中は違うことをするというコミット…)

だけどこの方が東京でインターンを始めたのはなんと3年生の頃。

もちろんポテンシャルが凄まじい人だったことは上のことから分かるかもしれませんし、この人は9時~23時で働いて、そこから4時くらいまでインプットしていた という働き方だったらしいです。(それが楽しいらしい)

 

でも、この人のポテンシャルがどれだけ高くても「良い環境」に出会えなければここまで成長したなかったと思います。

この人が飛び込んだインターンは、起業家が何人もいるような「スポット」(多くの優秀な人材が集まっていた環境)だったらしいです。

そういった点で、東京という環境は恵まれていると思っていました。

ちなみに3年生からインターンを初めて、半年でKPIマネジメント。4年生の頃に新規事業を任されて、途中から事業責任者になりそうになったが、「だったら自分で全部やろう」と起業を決意。2期目にして年商10億円 というのがこの方の経歴です。

努力もモチロンですが、そのポテンシャルを発揮できてない人のための環境を作りたいなと思いました。

 

面白かった文化の違い

そして、名古屋大学で学生のことを応援していて、学生向けにインターンを作ったりイベントをバンバン打っているような方とお会いしました。

もしかしたらベンチャーの環境としては関西の方が進んでるのかもしれないとお話をお聞きしながら思ったのですが、でも「関西」というくくりでは大きすぎてどうも機会が多いようには思えない。

けれど、名古屋は狭いから優秀な人がどんどん集まってきてるそう。(その方たちの頑張りですね〜)そういうこともあってこれから面白くなってきそうな感じらしい。

やっぱり土地柄とかも文化の形成において重要なものなんだなと感じました。

 

ボコられた経営者

ボコられたは言い過ぎかもしれないけど。笑

僕はやっぱり人材や教育に興味があるわけです。そんなこともあり、元人材ベンチャー立ち上げに参画し、今もスタートアップの幹部をされている方とお話しました。

その方に言われたのは「君は人材業界のことを全然知らない。僕が一年生の時の方が知ってるよ。」と。最初にあったVCの言ってることが身にしみて分かりました。

「そうか、スタートラインが違うのか」と。

 

「他の会社と戦うんだから、業界のことを分かってるのは最低ラインだよ」と言っていただきました。

確かに。めっちゃ当たり前だけど、そんなことも気付けてなくて、目の前の誰かに価値を届けるモデルばかり考えていたな と思いました。

 

最後に

もっと多くのイベントがありましたが、濃い話はここらへんですね。

基本的に、自分は水準が低かったのだなと感じさせられました。

そして関西もまだまだもっと環境として良くしていけるだろうことも思いました。

光が見えたからこそ、自分の影が色濃く映るような東京遠征でしたが、これをどう活かすかは自分次第です。

 

頑張ろうと思います!