僕が考えた最強の大学生活
どうもこすけです。
結構書くのは久しぶりな気がします。
僕は2年生の3Qから、3年生の2Qまで休学していたのですが、この10月から復学することになりました。
で、そこで思ったのですが、大学生って忙しい!!
いや、本当に忙しいわけではないんです。別に授業だって、出席が無いものは出ないことも出来ますし。そんな風にうまく単位を取りながらインターンにフルコミットされてるような方々も散見します。
でも僕はそんなに器用じゃありません。
このままじゃ僕はしばらくは挑戦することは出来ないかもしれない… そう思います。
というのは、単位が全然無いのです。
もちろん、単位を取らずともバリバリ社会で活躍して、卒業しない という選択肢もアリだと思います。その選択肢のリスクはかつてよりも低くなっているのではないでしょうか。
でも僕は卒業しようと思うのです。というか、個人的には院に行くか悩んでるだけなのですが。
しかし、僕はもっとうまく大学生活を送れたのではないか…
そんな気持ちになってしまって仕方ないです。なので、これから大学生になる人たちにオススメの4年間を考えてみよう そんな風に思いました。
前提条件:良い大学生活とは
ここでいう、良い大学生活とは
①リスク無く卒業することができること
②卒業と社会での活躍の移行がスムーズであること
③長期的に社会で活躍する可能性が高いこと
④リソース(ヒト、モノ、カネ、情報)に満ちて、楽しいこと
とします。
特に対象にあたる大学生は、入学時点では特に具体的な夢や大きな野望(起業や自分で何かを作ることや、世界飛びまくるなど)は無いとします。具体的には
-そもそも学部を選んだ理由が薄い
-部活を12年間してきたけど、大学では何か違うことをしようと思っている
-もちろん遊びたいんだけど、何か熱意の持てるやそんな仲間は欲しい
みたいな感じの人です。
前提条件の達成のために
では、①〜④の達成のためにどのようなことが必要でしょうか。
①②は単位と課外活動のスケジューリングですね。
そして②③④はどのような課外活動や学内でのコネクションを築いていくべきか という話になります。
①② に関しては、比較的当たり前ですが、前半のうちに単位を取っておくことが重要になります。それは、後半に課外活動を加速させ、社会人になるまでの時間を短くするためです。
ただ、単位だけ取っていれば上手くいくのかというとそうではなくて、自分がビジョン(長期的な展望)を見出せるような活動に合間をぬって取り組んでいく必要はあります。
でなければ、後半に選択と集中をかけることに迷いが出るからです。
②③④に関しては、社会で活躍すること の周辺でかつ楽しくて、報酬のもらえるような活動をするのが望ましいでしょう。例えばインターンなんかはそうだと思います。
しかし、インターンはフルコミット出来なければ企業側から断られたり、自分にとって大きな学びにならなかったりします。というのも、インターンはおおよそ9~17時の間での活動を強いられるからです。イヤイヤ学校学校!!
授業が無いわずかな時間や放課後に自己研鑽に取り組むような人からすると、インターンというのは不都合が大きいものなのです。
結論:これが僕の考えた最強の大学生活!
では、僕がもう一度学生生活をやり直せるならどのような状態を目指すかお伝えします。
大学一年生:学生団体に入会。単位は目一杯取る。アルバイトは教師系。イベントなどは積極参加しましょう。
→この学年では、基本の考え方というのを覚えましょう。つまり、目標に対して、必要条件を洗い出して、細かく砕いていく力です。この力によって多くの単位は習得することができます。
アルバイトが教師系なのは、覚えた知識を口頭で教えるだけの仕事なのに時給が比較的高いからです。結局のところ基礎の力が大学での授業を支えるので、「受験の時は暗記ばっかりだった!」というのを、説明する力をつけることによって深い理解をして、勉強への足腰を作りましょう。
そして、ここでのポイントは学生団体への入会です。僕が学生団体を勧める理由ですが、
①意識が高い(情報をたくさん持っている)人脈が手に入る
②社会に触れたり、企画力(問題解決)が身につけられる
③なんだかんだ、楽しめる !!
という3つです。③が意外と重要なのでは無いかなと思っています。
これからの学生にとって、短期的に成長スピードが早いのはインターンや起業です。
しかし、そういったところには夢もぼんやりしている人には合いません。だからこそ、真面目な活動もしていたいけど、なんだかんだ楽しいことを求めている学生たちが学生団体には自然と集まっていきます。
むしろ友達と楽しみながら適度に、自分の合いている時間で自己研鑽が出来る活動として学生団体が良いのではないかと思います。
イベントに出て、数日の間でも自分のやりたいことを考える時間や、知らないことに触れる時間を作りましょう。
2年生:ギャプタームを作ってみる。単位数は40はいきましょう。
2年生では、せっかくだから一度社会に出てみましょう。そう、インターンなどです。
多くの人は、大人になると仕事をすることになります。2年生の2Qが良いのではないでしょうか。
仕事をするときに何を重視するのかという点で、「理念/業界」「業務」「同僚」「待遇」というフレームワークがあったりするのですが、結局のところ自分は何が大事なのか ということを考えてみましょう。そして働くことへのイメージも持ってみましょう。
ちなみに、働くならオススメはWebメディア系のインターンです。
というのも、①マーケティング視点 ②0→1経験 ③デザインスキルなど手に職がモテるスキル ④実際に作った制作物 という4つが得られるからです。
これさえ持っていれば、これからの学生生活の中ではアフィリエイトや、フリーライターや、Webデザイナー など、学生でもいつでもどこでも出来るような仕事へのフローが作れます。
こういった経験は、世の中がどのように回っているのかが多少掴めて、自分の頭で考えて何かを始めるためのアイデアを生み、実装する経験に繋がっていきます。
3年生:社会で活躍するためのパワー、時間を溜め込みましょう
3年生では、2年生の間に手にした、手に職を持つスキルでお金を稼いで、スキルを伸ばしていきましょう。自分一人でアプリを作ることが出来るレベルまで伸ばすことが出来るような状態になっていればすごく良いですね。
そして、単位を取りきりましょう。このころのあなたなら、自ら興味のあることを発見し、追求することができる能力があると考えます。
そしてまたたくさん読書をして、たくさんの人に会いましょう。
多くの成功する経営者は本を読んでいます。情報を処理し、編集する能力が価値の高い仕事をするためには必要です。
また、本は自分を豊かにしてくれています。
神戸大学の三品先生という、有名な経営学の教授は「偉大な経営者には『人間観』『歴史観』『世界観』という地盤の上に、『事業観』を持っているものだ」という風に言います。人を動かすビジネスで、長期的に結果を残すためには、これらが足腰になるのです。
3年生は焦らず、知識をたくさん取り込みつつ、自分の頭で本当にやりたいことを考えて、そして人に会ってその仮説を検証していくことを大事にしましょう。
4年生の1年間で何をするのか を明確にするためにしっかりと考えましょう。
4年生:自由です。
ここまでで、「単位」「自分で考える力」「スキル」「マーケット視点」「教養」「人脈(人にたくさん会うことや、学生団体の人)」があるはずです。
あとはあなたが本当に進みたい道に、進むための選択肢を選んでください。
最後に
ここまでが僕なりに考えた、最強の大学生活でした。
いくつかのポイントは「学生団体」「ギャップタームでのインターン」「スキルで稼ぐ」ことでした。
昼間は忙しい(というよりは自由が効きにくい)学生が努力するためにはスキマ時間で活動できることを選び、お金にしていくことを意識すること。
そして最終的には完全な自由を作りだし、1年間自由な挑戦を出来る時間を生み出すこと。
それが大学生のキャリア戦略なのではないかな と思っています。
就活などはあまり考慮に入れてはなかったのですが、これからの新卒市場の動きを見たり、自分の経験などから考えることが再度考えることが出来ればと思います。
誰かのために生きること
どんどん今年というものが終わっていきますね。
ここからが本番だ!ってことを思う自分もいれば、これからどうしよう なんてことを考える自分もいる、そんな中秋ですね。
この3年間、自分の「志」というものを磨いてきました。
誰かのために、自分の好きなもので、価値を残すということ。
Twitterで固定なんかもしていますね。
それでも最近、どんな道を選ぼうかな って悩んだりしますね。
どの道にいけば自分の志に近づくのだろう。そんなことをここ最近ずっと考えています。
だけど、どうもしっくり来ないな と感じている自分もいるのです。
「こんな人のために、これがしてあげたい!」「こんな世の中を変えたい!」
そう言って、今もまさに最前線で戦っている人は格好いいなって思います。
僕だって、この3年間いろんな経験を積み重ねて、そんな未来を描いてきました。
でもここまで生きてきて、そんな社会に近づいた実感をしたことはないなと。
なんなら「僕はこういう世の中嫌いだけど、みんなそんなに困ってないんじゃね??」みたいなことを思ったり。もしくは、ぼちぼち変わってくるんだなと思うと、急に「これは自分の出る幕じゃないな」なんてことを感じたりもします。
結局のところ、自分は好きなように生きたいんじゃないかなと。
それが、特に誰かのためになるかならないかに関わらず、自分が面白いと思ったものを作りたいなと。(根幹には、誰かをアッと驚かせるものが面白いものだと思っているので、それは人のためになるものだと思っていますが)
それを追いかけられる仲間と一緒にいられれば幸せだなと。
そんなことも思っています。
今は、「はたらくこと」と「人の幸福」の周辺にあることなら、割と興味を持ってしまいます。そんなところで、なおさら自分のやりたいことが見えなくなってきてます。
書いてて思いましたが、そういえば今の自分には自信が無いなと思っています。それは東京に行って、本気の人がどんな人かを見てきたこともあるからですね。
自分の未熟さを知った上で、今すぐ飛び込んでいくのか ということを感じているんだなと思いました。
なんだかんだ、自分のやりたいことには向かっていってるなという感覚はあります。
ただ、自分のやりたいことや、変えたい世界というのは日々変わっていきます。自分が感じた経験が色濃く反映される世界観だからこそ、いつも違うことを考えるんじゃないかなと思ったり。
あとはちょっと飽き性なところもあるのかなと。日々新しい興味を考え抜くことが楽しかったりするので、起業とか一つのことをずっとやるのは向いているか分からないなと思います。
とりあえずは、自分なりにやりたいようにやっていこうと思っています。
目の前に困ってる人が現れたことがないから、自分が志あるように生きたいか気付いてないのかな と思ったりもします。
でも、好きでなんか意味ありそう なことに進むのが一番ですよね。そこで一旦実力をつけられたらいいなと思います。
これからの社会
お疲れ様です。
自分の活動過程で、考える必要があったアウトプットを載せておきます。
東京日誌③~企業編~
少し更新まで日が空いてしまいましたが、今回の東京でのことはこの記事で最後です。
今週もまた、何人かの人とお話しさせていただく用事が多かったので忙しくて記事を書けなかったのですが、自分の考えについて深めることもできた一週間でした。
最初にあったVCの方
まず、はじめに東京に行ってお話しさせていただいたのはごく最近VCを立ち上げた方でした。(めちゃくちゃ道に迷ってしまい、ご迷惑をおかけしました…)
その方と話をしていて、言われたこと。
「関西の3年生の子は、こっちの1年生くらいの感じかな。まぁその差は別に仕方ないことだし、気にすることないんだけど。一度こっちで働いてみることをオススメするよ!」
とのことでした。この方は関西出身の方で別に嫌味などとは思ってませんでしたが、正直なところこの日はあまり深くこの事実を認めていませんでした。
衝撃を受けたスタートアップ
そして、その方から繋いでいただいた起業家の方とお話しさせていただきました。
現在25才の方ですが、なんと年商10億円。
昔から目標達成に拘るようなタイプで、高校時代はテニスで県でも良いところまで行った人みたいです。
それだけ効率化や努力が好きな人なので、3年生の夏から勉強を初めて茨城大学に合格。単位はほとんど秀ばかり。(ちなみに2年生からは教科書は最初に読破して、授業中は違うことをするというコミット…)
だけどこの方が東京でインターンを始めたのはなんと3年生の頃。
もちろんポテンシャルが凄まじい人だったことは上のことから分かるかもしれませんし、この人は9時~23時で働いて、そこから4時くらいまでインプットしていた という働き方だったらしいです。(それが楽しいらしい)
でも、この人のポテンシャルがどれだけ高くても「良い環境」に出会えなければここまで成長したなかったと思います。
この人が飛び込んだインターンは、起業家が何人もいるような「スポット」(多くの優秀な人材が集まっていた環境)だったらしいです。
そういった点で、東京という環境は恵まれていると思っていました。
ちなみに3年生からインターンを初めて、半年でKPIマネジメント。4年生の頃に新規事業を任されて、途中から事業責任者になりそうになったが、「だったら自分で全部やろう」と起業を決意。2期目にして年商10億円 というのがこの方の経歴です。
努力もモチロンですが、そのポテンシャルを発揮できてない人のための環境を作りたいなと思いました。
面白かった文化の違い
そして、名古屋大学で学生のことを応援していて、学生向けにインターンを作ったりイベントをバンバン打っているような方とお会いしました。
もしかしたらベンチャーの環境としては関西の方が進んでるのかもしれないとお話をお聞きしながら思ったのですが、でも「関西」というくくりでは大きすぎてどうも機会が多いようには思えない。
けれど、名古屋は狭いから優秀な人がどんどん集まってきてるそう。(その方たちの頑張りですね〜)そういうこともあってこれから面白くなってきそうな感じらしい。
やっぱり土地柄とかも文化の形成において重要なものなんだなと感じました。
ボコられた経営者
ボコられたは言い過ぎかもしれないけど。笑
僕はやっぱり人材や教育に興味があるわけです。そんなこともあり、元人材ベンチャー立ち上げに参画し、今もスタートアップの幹部をされている方とお話しました。
その方に言われたのは「君は人材業界のことを全然知らない。僕が一年生の時の方が知ってるよ。」と。最初にあったVCの言ってることが身にしみて分かりました。
「そうか、スタートラインが違うのか」と。
「他の会社と戦うんだから、業界のことを分かってるのは最低ラインだよ」と言っていただきました。
確かに。めっちゃ当たり前だけど、そんなことも気付けてなくて、目の前の誰かに価値を届けるモデルばかり考えていたな と思いました。
最後に
もっと多くのイベントがありましたが、濃い話はここらへんですね。
基本的に、自分は水準が低かったのだなと感じさせられました。
そして関西もまだまだもっと環境として良くしていけるだろうことも思いました。
光が見えたからこそ、自分の影が色濃く映るような東京遠征でしたが、これをどう活かすかは自分次第です。
頑張ろうと思います!
東京日誌②~風土,日常編~
やっと神戸に戻ってきました、いまだに体調が悪しです。
何を食べても水になって出ていく錬金術を覚えたかのようです。黄金的な…
ここらへんで、やめときしょう。
今回は東京で感じたこととか、そこで出会った人の話をしたいなって思います。
テーマは
-東京って冷たい街??
-東京人 という幻想??
-優しくて、心に残る出会い
ってところですかね。
東京って冷たい街??
東京に行ってびっくりすることは、まず人の多さですよね。
人が多いからびっくりするっていうよりは、僕が暮らしたことがある奈良、兵庫に比較するなら、人同士の物理的な距離感が近くて、しかも道なら真っすぐにぶつかってくる人も多い。そういうところにびっくりします。
僕は東京の人のそういうところに、「自分以外の人に対して、個人という認識を持ってなくて、物体的なもののように捉えている」のではないか ということを感じました。
一人一人の距離が近いと、それだけパーソナルスペースが狭いのかな なんてことを感じますが、そうではなくて人として認識してないから なのかなと感じました。
そういった態度は他にも現れているのかなって思っていて、東京では駅や道端で寝ている人を多く見ました。
おじいさんから、スーツの人まで。多分毎回そんなことをしているような人たちではないんだろうなって思います。
そしてまた、そんな変な人たちを見ても無反応な人たちが多かったです。
無反応だからこそそういった行為も出来るのかなって思いつつ、他者に対する無関心と自分は自分という割り切りを感じました。
東京人 という幻想??
ただ、そこに対して「東京の人は冷たい」と話そうとすると、「それは違うよ」という風に言われることも多かったです。
というのは、みんな東京に出てきて頑張ってる人たちだということ。
東京生まれ、東京育ちのある方からすれば「ずっと居るけど、どこか好きじゃない」とおっしゃってました。その人からすると、東京は地元じゃない 感覚かもしれません。
地方から来た大学生からは「みんな周りを敵だと思って、自分を強く持とうと必死なんだ。でもだからこそ、一度近づけばすごく温かい人たちだよ」と言われました。
そこは東京という街の特異性なのかなとすごく思いました。
僕からすると、一人一人が光を浴びたくて、でも触れ合いがないからこそどこが自分のための光が当たる場所か分からなくて、互いに没個性し合ってるかのようにうつりました。
あれだけ多くの数の人が狭い場所に憧れと恐れを持って集まれば、こんな風になるのもある種必然かもしれません。
そうして出来た風習に新しく東京に来た人が順応していくというループもありそうで、文化というものの大事さや物理/地理的要因などの深みなども感じました。
だけど、きっとあの街は心細くても頑張ろうとしている人も多いだろうからこそもっといい街になったらな なんてことも思いました。
優しくて心に残る出会い
最後に個人的な出会いとして良かったなぁって思う人たちを挙げていきたいと思います。
一つは「チャケさん」という方。この方は自分が今まで会った人の中で一番優しい人に感じました。ある種独善的でしたが、そう思えるほどに優しさフルスロットルって感じでした。
それだけまずは相手に与えようとする姿勢があることは本当に尊敬出来ました。多分人に好かれたいからとかじゃなくて、仲良くするの楽しいよね〜みたいな感じで人に与え続けることが出来る人との出会いは驚きでした。
2つ目は「遼さん」という方。過去の境遇とか、性格とかがすごく合う人で、社会人の方でも親身で尊敬できるなぁって方でした。
この人がチャケさんに繋いでくれたり、色々お節介焼いてもらったので、東京でも暮らせたなぁって感じでした。
3つ目はバーの「ラムジー」ってお店の人たち。
来てる人たちはすごい仲が良くて、一緒に旅行に行ったりするくらいらしい。
どうやら周囲からは変なバーだって思われてるみたい。酔い潰されるとか。
だけど自分は奢ってもらったりとか、泊まる先が無いって話で手伝ってくれたり、あとは何より寂しかった時間を楽しく一緒に過ごしてくれたのがうれしかったなー って感じてす。
そんな風に、出歩いてみたらいくつかの出会いだったり、気付きを得られました。
意外と旅とかもそんな感じでフラフラッとやるのも楽しいのかもね。
東京日誌①~夏NLDS編~
どうも、お久しぶりです。
東京最終日を迎えるこすけです。
どうも風邪を引いてしまったみたいです。無理がたたったというよりは、不摂生がたたった という方が正しい気がします。
さて、今回の東京では主に3つの目的がありました。
おらさ東京さ行くだ - こすけのブログ~Leadershipの旅~
①次年度経営層の育成
②次年度の方針との接続と今年度方針の修正
③自分の作りたい事業のため
この、①について触れたいと思います。(ちなみに②は触れないつもり)
まず、この次年度経営層としての夏NLをざっくり説明します。
Conceptは「武士道」。
自らの進みたい武士道のため、恐怖や不安を乗り越え、そして厳しい現実や葛藤に打ち克つ。そんな想いが込められたコンセプトだ。
この武士道を構築する というのが今回の目的となる。
ちなみに、自分に課す目標設定として「仁」「義」「礼」「勇」「誠」「名誉」「忠義」という道徳律から2つを選んで、会期に臨みました。
うちのグループでは「誠」「勇」「忠義」という3つにまとまり、「なぜやるのかを明確にすること」「そこに対して挑戦していくこと」「言ったことはやり抜くこと」という姿勢が見られました。
さて、この会期の特徴は大きく3つありました。
①全員がほぼ初対面
②4日間のみ
③思考 に割くウェイトが大きい
これを踏まえて、僕として目標としていたのは
①仲良くなること(が中長期的な情報共有などに繋がると思った)
②自走させること
③具体のアウトプットではなく「考えること」を教えること
という3つでした。達成度的にはどれも70%ずつくらいといったところでしょうか…
特に②は方法論を考えられてなかったので、ダメだったかなと。あと①も難しかった。
そんな訳でこの会期から学んだこと
教えることには価値がある
人に教えることで、自分の頭が整理される というのは良く言われることだ。
ただ、今回教えたのは知識や情報ではなく「思考のやり方」。
だからこそ、「いつも自分だったらどう考えるのか」「そう考えることにはどんな意味があるのか」ということをずっと考えながら、「人に伝わるようにするにはどうすればいいか」を考えて伝えないといけなかった。
人って、教える側が代価をもらうべき と考えがちだけど、自分としてはいい経験になったので、「教える力」を伸ばすことは、組織作りにおいて重要なのに重視されてないんだなぁ。」って感じた。
何を教えるかの線引き
自分としては、ほとんどその子の意見の思考背景などをじっくり聞いてコーチングしたりしていたのだが、ある先輩は「コーチング というのは甘えだ。」と言っていた。
コーチングとは受け手がそもそも自分で考えない前提に立っているとその人は言っていた。確かになと深く納得したのを覚えている。だから自分で考えるスタンス などは教えていかないといけない。
だが、全てのアウトプットを相手に考えさせるのではなくて、知識や思考の枠組みなんかの「知らないからできない」 ものは絶対に教えないといけない。
そうやって自走するメンバーを育てるための疑似体験になった。
じっくり見ればその人のことが把握できる
4日間も思考をアウトプットをFBしていたら、その人の思考のクセや価値観のようなものがだいたい見えてくる。今回は、「信念や理想」「戦略」「議論」というようなワークがあったために、なおさらクッキリと分かりやすかった。
価値観、論理的な思考力、センス、議論での役割 などが見えてくるのだ。
だけど、僕らは日々そのように人をじっくり観察する機会があるだろうか?
僕はプロジェクトのリーダーをしたり、事業統括をした経験があるんだけど、こんな風に人の考え方や価値観に着目したことはない。
これだけ人のことが分かっていれば育成もしやすいし、仕事も振りやすいのに…
そんな風に自分の育成に対する姿勢を反省した。
チームビルディング
これは、仲良くなることと、自走に関係することである。
最初は体育会系っぽい感じで、少しふざけながらもモチベートした。
コミュニケーションにおいてもコーチングなど、じっくり意見を聞くことに徹した。それによってチームに対する心理的安全性が高まったようだった。(ちなみにFBはキツかったらしい。全然やのに…)
あとは、長所を積極的に伝えていったことも良かったのではないかと思う。
そして、最終日までの2日間では「自分で考える」「最後までやりきる」「もう時間ない、しっかりアウトプットしよう」などと、かかる負荷を高めていった。
それによって、向上心はあるものの、最初は心理的安全性も低く自分の意見も言えてなかった子がFBをもらおうと休憩時間にやってきた。
そんなチーム作りには、少し成功したみたいだった。
総じて
楽しい機会だった。
メンバーたちには「チームの人と会えて良かった」「僕と会えて良かった」と言ってくれていた。みんなが素直で前向きだったから というのもあるが、4日間にしては各々成長したのではないか と思う。
だから自分にとっても満足度の高い機会だった。みなさんありがとうございました。
おらさ東京さ行くだ
夜行バスの中で書いてます。
寝れなかった…
近況報告的な感じです。
9/8〜9/20で東京に行きます!
その目的はだいたい3つです。
①次年度経営層育成
僕らの間では「夏NL(National Leadership Development Seminer。 秋にメンターしてもらったし、今回会わせていただくすぐるさんに教えてもらいました!あざす!笑)」と呼ばれる機会なのですが、次年度の経営層となるためにメンバーがインプットとアウトプットをしまくる機会です。
去年自分も参加して、表彰があったのですが取れずに自分が価値発揮しきれなかったことが悔しい思い出になった半面、次年度のアイセック・ジャパンの委員長となる人の選挙があるのですが、同じ神戸大学委員会の先輩の勇姿が見れた機会でした。
今年も僕の恩人である先輩が出馬するので楽しみです。
ここには、何か組織に残したい気持ちと、自分のこの9ヶ月間の葛藤や足掻きをぶつけるために参加しました。
これからリーダーになってく人達は、悩むことも多いだろうし、悩まないなら仕事してないと思うくらいですが、それでも力強く進んで意味も価値もある時間にしてほしいですし、そのためにサポートできればと思います。
②次年度方針との接続のための、今期の方針修正のため
これはさっきのアイセック・ジャパン全体の選挙とも関わりがあります。
学生団体で方針を大きく変えるというのは、おおよそ半年、なんなら一年間が体制の構築に費やされると考えています。
僕らは大きな方針転換の年に入会したからこそそういったことが起こらないように防ぎたいと思います。
また、自分だけでは作らないような組織に対する知見を得て、少しでも自分の委員会の選挙などにも活かしていければと思います。
なんだかんだ、方針とか考えるのは僕好きなんですよね。
③自分が作りたい事業のため
これは、上記の学生団体での活動は関係なくて、自分でこれから事業を始めるため。
ざっくり言えば、「休学した1.2年生が本質的にキャリアを歩めるようにするため、東京でのインターンをする」というものです。
学生にヒアリングする中では「別に関西でええんちゃう?」と言われたりしますが、東京に出た人からは「やっぱり東京の環境は進んでる(人の質が本質的に劣ってるとは思わないけど)」という意見をもらいます。
僕もあまり東京の状況を知らないですし、企業や学生と話しながら、本当に価値のあることか見定めたいなと思います。
また、学生団体や会社という作られた組織で自分から働きかけるのと違って、本当に1人で一から始めることって難しいなぁ…ってひしひしと感じてます。
というのも、カネもスキルもコネも無い学生です。勇気もまだまだ。(そもそも自信ないタイプの人間ですし。でもそんな自分だからこそできるって示したいです!)
だからこそ今日までの間で連絡を取らせていただいたり、協力いただいた方々にはすごく感謝しております!
今回の東京遠征(なんかサッカー部のころ思い出す)が、自分にとって大きな機会になるように、頑張って行きたいなと思います。