東京日誌①~夏NLDS編~

どうも、お久しぶりです。

東京最終日を迎えるこすけです。

どうも風邪を引いてしまったみたいです。無理がたたったというよりは、不摂生がたたった という方が正しい気がします。

 

さて、今回の東京では主に3つの目的がありました。

おらさ東京さ行くだ - こすけのブログ~Leadershipの旅~

①次年度経営層の育成

②次年度の方針との接続と今年度方針の修正

③自分の作りたい事業のため

この、①について触れたいと思います。(ちなみに②は触れないつもり) 

 

まず、この次年度経営層としての夏NLをざっくり説明します。

Conceptは「武士道」。

自らの進みたい武士道のため、恐怖や不安を乗り越え、そして厳しい現実や葛藤に打ち克つ。そんな想いが込められたコンセプトだ。

この武士道を構築する というのが今回の目的となる。

ちなみに、自分に課す目標設定として「仁」「義」「礼」「勇」「誠」「名誉」「忠義」という道徳律から2つを選んで、会期に臨みました。

 

うちのグループでは「誠」「勇」「忠義」という3つにまとまり、「なぜやるのかを明確にすること」「そこに対して挑戦していくこと」「言ったことはやり抜くこと」という姿勢が見られました。

 

さて、この会期の特徴は大きく3つありました。

①全員がほぼ初対面

②4日間のみ

③思考 に割くウェイトが大きい

 

これを踏まえて、僕として目標としていたのは

①仲良くなること(が中長期的な情報共有などに繋がると思った)

②自走させること

③具体のアウトプットではなく「考えること」を教えること

という3つでした。達成度的にはどれも70%ずつくらいといったところでしょうか…

特に②は方法論を考えられてなかったので、ダメだったかなと。あと①も難しかった。

 

そんな訳でこの会期から学んだこと

教えることには価値がある

人に教えることで、自分の頭が整理される というのは良く言われることだ。

ただ、今回教えたのは知識や情報ではなく「思考のやり方」。

だからこそ、「いつも自分だったらどう考えるのか」「そう考えることにはどんな意味があるのか」ということをずっと考えながら、「人に伝わるようにするにはどうすればいいか」を考えて伝えないといけなかった。

人って、教える側が代価をもらうべき と考えがちだけど、自分としてはいい経験になったので、「教える力」を伸ばすことは、組織作りにおいて重要なのに重視されてないんだなぁ。」って感じた。

 

何を教えるかの線引き

自分としては、ほとんどその子の意見の思考背景などをじっくり聞いてコーチングしたりしていたのだが、ある先輩は「コーチング というのは甘えだ。」と言っていた。

コーチングとは受け手がそもそも自分で考えない前提に立っているとその人は言っていた。確かになと深く納得したのを覚えている。だから自分で考えるスタンス などは教えていかないといけない。

だが、全てのアウトプットを相手に考えさせるのではなくて、知識や思考の枠組みなんかの「知らないからできない」 ものは絶対に教えないといけない。

そうやって自走するメンバーを育てるための疑似体験になった。

 

じっくり見ればその人のことが把握できる

4日間も思考をアウトプットをFBしていたら、その人の思考のクセや価値観のようなものがだいたい見えてくる。今回は、「信念や理想」「戦略」「議論」というようなワークがあったために、なおさらクッキリと分かりやすかった。

価値観、論理的な思考力、センス、議論での役割 などが見えてくるのだ。

だけど、僕らは日々そのように人をじっくり観察する機会があるだろうか?

僕はプロジェクトのリーダーをしたり、事業統括をした経験があるんだけど、こんな風に人の考え方や価値観に着目したことはない。

これだけ人のことが分かっていれば育成もしやすいし、仕事も振りやすいのに…

そんな風に自分の育成に対する姿勢を反省した。

 

チームビルディング

これは、仲良くなることと、自走に関係することである。

最初は体育会系っぽい感じで、少しふざけながらもモチベートした。

コミュニケーションにおいてもコーチングなど、じっくり意見を聞くことに徹した。それによってチームに対する心理的安全性が高まったようだった。(ちなみにFBはキツかったらしい。全然やのに…)

あとは、長所を積極的に伝えていったことも良かったのではないかと思う。

 

そして、最終日までの2日間では「自分で考える」「最後までやりきる」「もう時間ない、しっかりアウトプットしよう」などと、かかる負荷を高めていった。

それによって、向上心はあるものの、最初は心理的安全性も低く自分の意見も言えてなかった子がFBをもらおうと休憩時間にやってきた。

 

そんなチーム作りには、少し成功したみたいだった。

 

総じて

楽しい機会だった。

メンバーたちには「チームの人と会えて良かった」「僕と会えて良かった」と言ってくれていた。みんなが素直で前向きだったから というのもあるが、4日間にしては各々成長したのではないか と思う。

だから自分にとっても満足度の高い機会だった。みなさんありがとうございました。