本当に瞑想って効果あるの?習慣化したい人のために詳しく調べました!

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この一年間ずーっと、瞑想を続けたり、続けなかったりをしてきたこすけです。

瞑想ってなんか良いんだろうなぁとは思いつつ、めちゃくちゃスッキリ疲れが取れたのは1度だけで、それ以外はなんだか眠くなったり、いつの間にか寝ていて効果が無かったんじゃないかななんて思うことも多かったです…

 

最近はいかに自分が落ち込まないように工夫をするかを考えたりもしていたので、その中の一つとして瞑想を取り入れています。

しかし、忙しいなという気持ちがあればあるほど、瞑想のように心を落ち着けることが必要なはずなのに、「瞑想なんかしてる場合じゃねえ!」って思ってしまうんですよね。

で、実際瞑想って何かしら良いんだろうけど、実際何が起きてて、何が良いのか。もっと言えば何は出来ないのか などが分かっていたらもっと真剣に取り組めるのではないかな…と思ってブログに一度まとめてみようと思いました!

 

1、疲れが取れやすくなる

脳というのは、基本的に最も大きなエネルギーを消費する部位であり、それくらい多くの情報が処理されています。ある意味脳は疲れ知らずで動き続けますが、実際には脳はぼーっとしていても、エネルギーを6割~8割は消費してしまいます。

 

それに加え、人が疲労感を感じている時は、活動によって筋肉や骨に限界が来ることよりも、脳がブレーキをかけているために疲労感があるため、強制的には体は疲れていないことがほとんどなのです。交感神経を働かせることで、脳の中に活性酸素がによって自律神経に疲労物質などがたまり、疲労になるのです。

そんな訳で脳を休めることができて、疲労が回復するというのが一つの利点です。

 

2、認知機能が良くなる

瞑想をすることによって、ストレスに対して反応する「扁桃体」の動きが抑制されることでネガティブな反応が弱まるとともに、自分のことや相手のことを認知する「海馬」の働きが活性化されるため、自己コントロールが高まります。

扁桃体が抑制されることは悪いことじゃないの?って思うかもしれませんが、そうでもないようです。自分が自分であるという認識を保つための部位が「内側前頭前皮質」(自己中枢)というのですが、ここと扁桃体の結びつきは強いそうです。つまり、常に人間は不安に晒されやすくなっているのです。

しかし瞑想によって扁桃体を抑制すると、自己中枢が論理的な判断を行う部位である「外側前頭全皮質」とのつながりが強くなります。つまり脳の中では、外側から持ち込んだ不安や恐怖に反応するだけではなくて、論理的に処理していく力が身についていくのです。

 

これは個人的には大きな学びでした。受験を始めた高3の、ストレスが溜まり始めた9月くらいから目の前で誰かが僕に話しかけていても周りの雑音が聞こえると頭に入ってこないということが増えました。これは原始的に考えると当たり前で、自己に恐怖を感じる状態であれば、周りを警戒して、注意は散漫になりますよね。

集中 は身の安全と、物事への熱中という二つの要素があってこそだと思います。なので自己への不安感がある状態では集中できないのも納得です。そしてこの不安感を瞑想は取り除いてくれるということですね。(頑張ろうと思いました)

 

3,クリエイティブになる

瞑想を行なっているとクリエイティブになれると言います。色々要因はあると思いますが、体に対する認知を研ぎ澄ませていることや、自分の中の安心感が高まるなどがあると思います。

あえてここであげるとするならば、脳が創造的なモードに入るということです。わかりやすくイメージすれば、ロジックという直線的な思考ではなく、雑多な情報がフローされる中で問いに対して最適な構造が脳の中で作られるような感じです。

これは睡眠時や、瞑想時に起こる効果であり、このことから睡眠がクリエイティブであるために重要だと言われる所以ですね。(シャワー入ってたらふとアイデアを思いついたとかもそう。)

 

4,共感性が高まる

瞑想を習慣にしている人は、そうでない人に比べて共感性が高まるそうです。側頭頭頂接合部が活発になっていて、善人と悪人と普通の人 を写真で見比べた時に、瞑想をしている人の方が反応の差が強かったそうです。(しかし感情が揺さぶられることはなく、冷静に正義感が強くなっているような状態と言えるそう)

後にも詳しく書きますが、これは「共感瞑想」を行なっている人に見られる傾向だそうです!

 

5,集中力が高まる

瞑想は、「意識すること」「意識できてないことに気づくこと」を繰り返すトレーニングなので、注意力などに関わる脳の部位が活性化され、集中力が高まります。

 

大事なのは、瞑想の仕方!~3つの瞑想~

上にたくさん効果を書きましたが、単純に瞑想するだけでは全ての効果は得られません。瞑想には「集中瞑想」「共感瞑想」「観察瞑想」があります。

 

「集中瞑想」は、文字通り集中力を高めてくれます。方法は、呼吸や今行なっていること、体の感覚などに対して注意を向けることです。呼吸に集中するのがオーソドックスかもしれないですね!

 

「共感瞑想」は共感力や社会性を高めてくれます。誰かの幸せを願ったり、自分が与えられて生きているという感謝の気持ちを持ちながら瞑想に臨みます。

 

「観察瞑想」は自分が今考えていること、思いついたこと、気持ちなどを良し悪しの判断を下さずに「あー今お腹空いたって考えてるなー」といったように観察します。

それによって、決めつけの判断をすることなく相手の物の見方を捉えることができるようになるそうです。

 

まとめ!

瞑想って怪しいものというよりは、脳トレなのかなと思いますね。

自分が今どこを鍛えているのかって感覚は持ったままやるのが良さそうです。

自分だったら、朝は集中瞑想。夜は観察瞑想と共感瞑想 のように使い分けてトレーニングするかもしれないなと思いました。

何より自分の注意散漫の原因が明確にできて良かったです。(^_^)