強さと優しさのある自由な生き方への覚悟

お久しぶりです。ここ数ヶ月は忙しくて時間が無かったのですが、委員会での選挙という1区切りを終えたので記事を書こうと思いました。

今日は、固まってきた自分の人生観について書こうと思います。

主なトピックには

-自由

-強さ

-優しさ

-覚悟

などが挙げられます。

 

前提、選挙というもので「覚悟」が多く問われました。

もちろんそこに苦悩や葛藤をし、それでも自分なりの「確かな良さ」を見出して、決心する彼らには感動を覚えました。

 

けど、あんまり「覚悟」って具体的じゃないよね〜って思ってます。

それでも僕にとっての「覚悟の方法」ってのが分かったのでお伝えしたいなと思ったのがきっかけです。

覚悟=生き方 だなと思ったので、とりあえず自分の現状の生き方を棚卸ししようと思って記事にしました。

 

では、本題に入りましょう。生き方というところで、僕も善く生きたいと思っています。

「善く生きる」とは、強さと優しさを持って自由に生きることだと思います。

そしてそれを体現するには覚悟が必要だと思っています。ので、説明します。

 

◯自由

まず、自分は「自由」が大切です。自らに由って生きることですね。

こういった大切な気づきを得られたのも、自分が出馬した選挙でした。

一年が経つと考えると感慨深いです。

以下の記事にちょっとだけ書いたりしてますが、結論自ら由って生きることです。自分への愛や、考える力などが大事ですね。

kosukebond.hatenablog.com

 

◯強さ

強さですが、大事なポイントは2点かなと。

「Power」と「Intensity」かなと思います。言い換えれば能力と熱量。

本質はIntensityだと思っていて、その試行回数がPowerになると思っています。

また、Powerというのは目に見えるスキルや能力だけではないと考えていて、「雰囲気」みたいなものもそうだと思っています。

人間は非言語的なコミュニケーションを多く取るものだと思っていて、無意識レベルで人は試行して、自分のIntensityの向かう先、すなわち目標や夢を達成してくのだと思っています。

 

◯優しさ

優しさとは、自分にとっては「思い遣り」と言い換えることができます。

それに関しては一度記事にまとめました。

kosukebond.hatenablog.com

要するに、相手の立場に立って考えてみることと、その立場に立って見た時に相手が望んでそうなことを行動に移すことです。

小学生でも言われるような当たり前のことなのでしょうが、人と人とは分かり合えないものだなと感じますね。

 

その上で、僕が人のことを考えるときに大事にするフレームワークを紹介します。

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Mission…使命。その人が人生で何を成したいかや、どう在りたいか。

Motivation…価値観。その人の動機となる好き嫌い。

Position…立場。その人が与えられているタスクや、役職、役割など。

Tension…気分。腰痛いとか、お腹空いたとか、涼しいとか、些細なやつからそうでないやつまで。

 

こんな風に枠組みがあると思っていて、Missionはまだ見ぬ理想であり経験によって変わりえる不確実なものですが、Motivation以下は実際に起こったことや起こっていることであり確実性が高いです。

 

その上で、Motivationが最もブレない軸となります。しかしその分日常との振れ幅は小さく、行動の変化に対する影響度を見逃しがちです。

逆にPositonやTensionは外界からの変化が多く、その人の行動を変化させやすいです。本来なら取らないような行動にも(Motivationと比較すると)短期的な変化を起こします。

 

人間ってこんな感じなんじゃないかなと考えることによって、「その人が心から大切にしていること」「今囚われている観念や行動」を判別し、その人の在りたい姿であれるように振る舞うような思い遣りを持てたらすごく優しい人であると思います。

 

さて、このフレームワークには自分さえも当てはまるのです。

これは後ほど使います。

 

◯覚悟とは

では、覚悟について考えてみましょう。

 

覚悟は仏教の意味でいうと「迷いを去り、道理を得ること」だそうですが、みんなは「悪い事態に多大な努力をいるのを予測して、心の準備をすること」という意味でこの言葉を使いますね。

 

選挙の中でも「この人って覚悟できてるんかなぁ」なんてモヤモヤとともに彼らを見つめた人もいると思います。覚悟があるとはどのような状態でしょうか。

 

友達は「理想の明確さ」「現状の自分」「それらを埋める意気込み」だと言いました。実に真っ当だと思います。

 

その上で僕が感じているのが、「未来なんて不確実すぎる」ということです。

 

僕が所属した学生団体の不確実さを簡単に説明すると、

-(ざっくり言うと)世界平和という曖昧で壮大な問いに解を出そうとする

-上部構造(事務局と言います)からの意思決定が委員会を左右する

-初めての経営者、リーダーを右も左も分からないまま体験する

-学生団体であり、メンバーのキャリアも左右されるので行動が不確実

-しかも構成メンバーの半分程度はまだ見ぬ新入生

と、すっごい不確実だらけです。ここに対して「理想の明確さ」「現状の自分」を問うのは如何なものか。。。(もっと言えば、理想も現状もどちらかを措定しないと分析できないので、何も分からないとも言えます。)

 

だから、この場で問われるのは意気込みばかり。(になっているのはあくまで僕らの実力不足ですが。)

 

誰もが石を投じる中で、不確かな自分をと曖昧な理想を信じる意気込み。

とても儚く健気で美しい。

けど、そんな意気込み1月経てば忘れちゃう!(先輩の言っていた「セッションはレッドブル」っていい言葉やなと思います。意気込みもレッドブル。)

 

ので、結論ここでいう覚悟って当てにならないな〜ってのが思うことです。

では、こんな圧倒的な不確実に飛び込む時に大事な覚悟とはどのようなものでしょうか。

 

ざっくり言うと、「後悔しない今を生きること」です。

はっきり言って、未来がどうなるかなんて分かりません。今日近づいたかなんて、もっと先に進んだ時に未来が明確になって分かるのです。

分からないから仕方ないよね、適当にしよう。ではなくて、これからの未来を作るという気持ちが大事です。

 

感覚的に「あ、これは理想に向かってる」「あ、今サボってる」それくらいなら分かると思います。

だから未来に向けて後悔しないよう、今に向き合うこと。それが大事です。

 

ここで二つ重要な要素がありましたが、「未来は変えられる前提を持つこと」「今に向き合うこと」です。

まずはこの2つが基本姿勢だと思っています。

 

だけど、この姿勢を保てない瞬間があると思います。

つまり、「強い」自分で居られない瞬間です。

それが「諦め」「自信がない」ってやつです。それを打ち破る考え方をここで紹介します。

 

それは「自分に優しくあること」です。

自分のことを思い遣ってあげましょう。では自分ってどんな人間でしたかね。

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そうそう、こちらです。

 

あなたは、弱い人間です。

気分に惑わされちゃうし、立場によって左右されて誰かを傷つけたりもします。見つめてた未来は分からなくて戸惑う瞬間も、自分の手には掴めないように感じられる瞬間もあります。

 

だけど、大丈夫です。人間そんなものなので。

 

そんな弱いあなたを受け入れてください。

 

気分に惑わされる自分に気づいてください。

 

立場に影響を受ける自分に気づいてください。

 

本当の使命なんてまだ描けてないことに気づいてください。

 

そしてそれでもなお、価値観と使命に向け、今に向き合えば、前へ着実に進める強い自分を信じてください。未来は変えられます。

それが覚悟です。覚悟は未来じゃなくて、今とあなたの内側にあります。

まずは自分に強く優しくあってください。

 

意気込みより、日々の在り方のほうがやっぱり大事だなと思います。

誰かが、達人は力が抜けているというように言ってましたし。(僕が達人だなんてのは傲慢にせよ。笑)

 

こんな風に僕は日々を生きてゆきます。では。